日本をはじめとする27か国は、米国のビザ免除プログラムに参加しており、米国での90日以内の観光・商用目的の滞在にはビザを取得しなくていいことになっている。現在はビザなし渡航者は、年齢に関係なく、渡航の72時間前までにパソコン上で渡航認証を取得しなければならない。この電子渡航認証システムをESTA (Electronic System for Travel Authorization)という。米国内に滞在する人だけでなく、目的地に向かう途中に米国で乗り継ぐ人も対象。 ESTAの申請書に必要な情報は、申請者の生年月日やパスポート番号のほかに、航空便や米国滞在中の住所等が必要です。申請は14ドル(クレジットカード決済)、日本語で入力できる。また、第三者による代行申請も可能。申請を終えると、渡航認証の回答(承認、拒否、保留の三種類)が出る。 なお、申請が承認されても、入国が保証されるものではなく、あくまで入国審査により最終判断される。