ニューギニア航空(Air Niugini)は、日本路線の開設は意外と古く、1977年に初就航した。ボーイング707が就航した鹿児島-ポートモレスビー線が、ニューギニア航空の初の日本路線である。この路線はさらに1979年には福岡まで延長され、1980年には福岡~ポートモレスビーが直行化されたが需要が見込めないことから1981年に運休となった。1997年の関空~ポートモレスビー線開設はニューギニア航空にとって日本路線の再開ということになる。通年運航でスタートした関空~ポートモレスビー路線はその後需要が多いゴールデンウィーク、夏休みなど中心とした季節運航となるが、2002年春、成田空港B滑走路暫定供用に伴い日本側のデスティネーションが関西から成田にシフトし、再び通年運航となった。現在は、ボーイング767-300ERが就航している。