吉祥航空は中国系航空会社であり、民間企業である上海均瑶(集団)有限公司(JuneYaoGroup)が出資し作られた民間航空会社である。2006年9月に運航を開始してから2017年9月現在までに、A320、321シリーズ機材の航空機を63機導入している。
路線ネットワークは、上海(虹橋空港及び浦東空港)をハブとし、中国全国に向けて展開されている国内線に限らず、香港、マカオ、タイ、韓国、日本との国際路線も運航している。今後とも東北アジア路線をどんどん増やして行く予定である。
日本ではまだあまり馴染みがない航空会社なのでLCC(格安航空会社)と間違えられがちだが、れっきとしたフルサービスキャリア(レガシーキャリア)である。中国国内では最も機齢の新しい機材を使い、最新の航空会社で成長し、安全な運航と高い定時到着率を誇っている。吉祥航空は座席間のスペース、快適な腰枕の提供、高級な中国風料理等、機内設備も充実している。サービス面では、常にお客様に居心地のよいくつろげる空間と様々な特典サービスを企画し、他社では受けられないサービスを提供している。また、「傑出ブランド創新奨」、「発展潜在力奨」、「顧客満足優質奨」、「中国に影響を与える優秀ブランド奨」、「成長新興企業」、「年度最人気航空会社」など、今まで中国国内でたくさんの賞を受賞している。
2017年5月にスターアライアンスの接続パートナー(正式メンバーとは異なる)となり、上海にある2つの空港、浦東国際空港と虹橋国際空港を利用する乗り継ぎ便の利用客は往路復路の双方向でスルーチェックインとなり、スターアライアンス ゴールド会員の場合はラウンジ利用や優先チェックインなどの特典を受けることが可能となった。