ウズベキスタン国営航空(Uzbekistan Airways)はソ連崩壊後の1992年に設立した比較的新しい航空会社である。設立して約10年間で運航ルートを広げ、現在はヨーロッパ、アメリカ、アジア、アフリカ、中東地域など世界中を運航している。日本への運航は1994年に大阪(関空)、名古屋(中部)、宮崎からチャーター便の運航をしたのが始まりで、2001年4月より関西空港-タシケントに定期便が就航した(2017年9月現在運休中)。その翌年の2002年11月には成田空港からも就航し、その他名古屋(セントレア)、仙台などからも不定期チャーター便を運航させるなど、中央アジアと日本の距離が近く便利となった。2003年10月には全日空(ANA)と包括提携契約を結び、日本とウズベキスタン間の旅客需要が更に高まることが期待されている。また、ニューヨークとタシケントを結ぶウズベキスタン国営航空の便は中東アジアで初めての大洋横断直行便になる。