路線別の2017年12月現在の概況です。各方面お買い得な時期や今後の傾向などの情報が満載です。
<仕入・マーケティンググループ部長 飯島正人>
韓国線は、訪日需要が好調につき、LCCを筆頭に増便し、プサン・テグの路線が拡充しました。日本各地から韓国路線の供給座席は一段と増加しています。LCCなどは往復¥10,000以下でも購入可能です。間際は訪日旅行の混雑で価格が高騰するケースが多いので、日程が決まっているのであれば、早期購入をおススメします。
台湾線は、訪日および訪台需要の両方向とも好調につき、非常に座席が取りづらい状況が続いています。2月の旧正月でさらなる混雑も予想されます。成田発のスクートなどのLCCは¥10,000台で確保できる日程もあります。日程が決まっているのであれば、先の出発日も含め早めに購入したい先手必勝の路線です。
中国線は、台湾同様旧正月の影響で、2月初旬からの半月間訪日旅行はもちろん、タイなどへの第3国行きが活性化しており、通常安価で購入できる日本発東南アジア線などの価格にも影響が出ています。中国線は先の出発日で早割で購入できるお得な商品をお早めにお申し込みください。
ヨーロッパは、オフシーズンかつ、テロの影響により需要が低迷しています。現在、航空会社は減便や運休等により、需要の調整を行っているため、値下げ商品も例年と比べても動きが鈍い状態です。4月以降は、オンシーズンとなり、巻き返しの需要回復を図っています。
オセアニアは、オンシーズンでもあり羽田からカンタス航空、ニュージーランド航空の就航もあり、この時期は人気の渡航先となっています。安全で安心な渡航先として、おススメな路線の1つです。
ミクロネシアは、近場の人気リゾートですが、北朝鮮問題の影響で航空会社の撤退/減便で日本からの渡航者が低下しています。LCCのティーウェイ航空が日本各地からチャーターを開始、価格面を含めて、需要喚起を行っています。