路線別の2019年12月現在の概況です。各方面お買い得な時期や今後の傾向などの情報が満載です。
<仕入・マーケティンググループ課長 登山幸典>
韓国線は、日韓関係の冷え込みによりソウルからの訪日旅行客が激減しています。各社ともに価格は大幅な値下げ傾向となっています。キャンペーン価格には受託手荷物が有料となるケースもありますのでご注意ください。
台湾線は、日本発の価格は安定しています。各社がキャンペーン価格を設定していますが、設定座席数が少なく、すぐに完売となるケースがありますので、日程が決まり次第、早めの購入をお勧めします。
中国線は、日本発の中国行きの航空券の価格については増便により例年より安価となっています。訪日需要が動けば座席も無くなりますので、日程が決まり次第早めの購入をお勧めします。
新規就航路線として、2020年3月29日より日本航空が羽田→大連線、全日空が羽田→青島線の就航を予定しています。
北米線は、羽田発→北米行きにおいてはアメリカン航空とデルタ航空の競争が激化しています。両社ともキャンペーンを設定しており安価な価格で購入が可能でお得です。
ハワイ線は、全日空が成田~ホノルル線にA380の機材を投入後、東京出発の価格は高値安定していますが、今後デルタ航空、ハワイアン航空を含めて価格競争が予想されます。
新規就航路線として、2020年3月29日よりデルタ航空は全てのフライトが成田発から羽田発へ移管します。
また、日本航空が羽田→ダラス・シカゴ・ロサンゼルス・ホノルル線、全日空が羽田→サンノゼ・シアトル・ヒューストン・ワシントン線、ユナイテッド航空が羽田→シカゴ・ロサンゼルス・ニューヨーク・ワシントン線、アメリカン航空が羽田→ダラス線の就航を予定しています。
ヨーロッパは、オフシーズンとなりヨーロッパ系・中東系の航空会社も含め、比較的安価にご購入いただけます。フライト数も多く価格競争が予想されます。
ゴールデンウィークについても、日程をずらしたり、経由便であれば、まだまだ安価な航空券の購入が可能になります。
新規就航路線として、日本航空が2020年2月28日より、全日空が2020年3月16日より成田→ウラジオストク線の就航を予定しています。
また、2020年3月29日より全日空が羽田→ミラノ、イスタンブール、ストックホルム・モスクワ線、日本航空が羽田→ヘルシンキ・モスクワ線の就航を予定しています。
アエロフロートロシア航空、アリタリア航空、フィンエアー、スカンジナビア航空、ターキッシュエアラインズ、S7航空が成田発から羽田発へ移管します。